コンクリートの部屋から、ミニマルでスタイリッシュな世界へ
コンクリート打ちっ放しのミニマルな世界観が人気を集め、SNSの総フォロワー数24万人(2024年11月現在)を誇る「コンクリのGEN」ことRyo Inoueさん。「コンクリートの部屋」という独自コンセプトから発信されるコンテンツは、センス抜群の家具や家電の紹介から、暮らし方の提案、世界観を伝えるブランドまで、無限に広がり続けています。 そんなGENさんの運命を変えたのは、コンクリート打ちっ放しの部屋であり、そこから生まれる感性をみたすモノトーンの世界。そして、そのスタイリッシュな空間にシンプルに馴染むJURAの家庭用全自動コーヒーマシン「ENA4」は、GENさんのミニマルライフを、さらに魅力的な未来へコーヒーの香りとともに彩っています。
自分の言葉で、自分の思いを伝える仕事に出会う
新卒で家電メーカーに就職したのですが、もともと家電が好きということでもなく、思いを込めて売れるものは何だろうと考えた時に、興味があったものの一つが家電だったのです。特に小物の家電が好きで、それこそ充電器とか、モバイルバッテリーなど、ガジェットと呼ばれるジャンルが好きでした。
実際に「これいいですよ」と自分の言葉でお客様に伝えられるし、会社から「これを売ってこい」と言われるわけではなく、自分が良いと思う内容を提案できるのですごくやりがいのある仕事ではあったのですが、家電業界としてみると店舗への来店者が減っていく市場なのかなと感じ、次のステージに行こうと決意しました。
間違いなく伸びていくのは IT系やWEB系などデジタルを活用した領域なので、その中で、興味があるジャンルとしてSNSがあり、転職の準備のつもりで、SNSによる情報発信を始めました。今思えば、皆さんに自分が良いと思うことを伝えるという部分では、家電の仕事でお客様に提案をしていた時と同じスタンスだったのだと思います。
当初から今と同じような、興味のある暮らし系、インテリア系の発信をしていたのですが、フォロワー数がなかなか伸びない。10カ月ぐらい社会人として8時間働いて、その後の4時間ぐらいを使って、毎日投稿していく生活をしていました。それでもフォロワー数が3,000人、4,000人位にしかいかず、本当に苦しかったです。
コンクリートが覚醒させてたくれたGENさんのミニマルワールド
殻を破るきっかけとなったのは、コンクリートの部屋に引っ越したタイミング。暮らし系の発信をしている人がたくさんいる中で「コンクリートの世界観」が共感を呼び、独自の市場を取ることができました。もともとコンクリートの魅力に目覚めたのはあるホテルに泊まった時のこと。無機質で直線的な世界観に直感的に惹かれていく自分がいました。そこを深掘りしていくと、多分、僕はミニマルなものが好きだということに行き着いたのです。色のないものが好きで、服装もモノトーン。必然的に部屋もグレーや白が基調になる。当時、部屋を探している中で、別にコンクリートに絞っていたわけではないのですが、結果としてコンクリートに導かれるように、引っ越したという形ですね。コンクリートが自分の中に眠っていた美意識を呼び覚ましてくれることによって、いい循環が生まれ、ありがたいことに今がある。住んでなかった時を考えたら、怖いですね(笑)
無機質な世界の素敵な住人。JURAが満たすコンテンツライフ
Instagramの活動を続ける中で、ビジョンとして叶えたいと思ったのがブランド事業でした。発信するだけでなく、自分が作ったものも届けてみたい。フォロワーさんがコンクリートの部屋が好きなのであれば、雑貨も合うものが好きなはず。だから、届けられる何かを作りたいとインテリアブランド#MONOLITHを立ち上げました。想像以上に、好評をいただき、本当に始めて良かったと思います。
ここはコンクリートの無機質な世界観をテーマにしている部屋なので、コーヒーマシンも空間にフィットするものが欲しくてInstagramで検索をした時に、シンプルにカッコ良い!と惹かれたのがJURAの家庭用全自動コーヒーマシン「ENA4」でした。部屋に合うストイックなデザインに一目惚れ。自分が好きな、モノトーンでミニマルな世界に欠かせない、ずっと好きでい続けられるデザインです。
そもそも、コーヒーは大好きで、今でも毎日2杯は最低でも飲んでいます。本格的に飲み始めたのは、社会人2年目くらいですが、仕事のスイッチを入れる時などに飲む習慣がつきました。今は、もうルーティンになっていて、朝起きたときとランチの後には、必ずコーヒーかアイスラテを飲んでいます。キッチンにもコンクリートの壁があるので、JURAのENA4はしっかりなじんでくれている。使いやすし、味も素晴らしい。自分にとってはパーフェクトなマシン。ずっと使い続けると思います。
次の夢は、この世界観の発信として、AirBのような形の宿泊事業を進めています。親族が持っていた空き家をきれいにリノベーションして、貸別荘にしていく。もちろんコンクリートの世界観を創り、それもコンテンツにすることで、フォロワーさんに体感してもらうビジネスです。その中に、自分のブランドの商品も置いて、実際に触れる場所をつくりたい。当然、別荘にはコーヒーマシンも必要です。自分が伝えたい世界観を表現できるのは、JURAしかないと思っています。
【プロフィール】
コンクリのGEN Creator/Director
滋賀県出身の29歳。1人暮らし歴5年目のクリエイター/ブランドディレクター。新卒で家電メーカーに就職し、その後SNSのマーケティング会社へ転職。現在は暮らし系インフルエンサー兼フリーランスのInstagramをメインに、さらに、長年の夢だった自身のインテリアブランド#MONOLITHも運営している
・インスタフォロワー13万人
・東京在中29歳フリーランス / 1995
・クリエイター×ブランドディレクター
・コンクリート打放し×メゾネット部屋
・ショート動画制作が好き / 週2.3本投稿
・無機質インテリアブランド#MONOLITH運営
・元SNSマーケ会社ディレクター、家電メーカー営業マン