パリにてJURA家庭用全自動コーヒーマシンのある生活
2016年9月、アクセサリーデザイナーとしてのデビューとなるコレクションを発表したアンジェラ オエックスさん。「フランス人にとってコーヒーは、仕事にも毎日の暮らしにも、欠かせないエッセンス」と語る彼女は、映像クリエーターのパートナーとともにパリ18区に暮らしています。教会や公園に囲まれたおしゃれなアパルトマンの一室で、コーヒーにまつわる話を伺いました。
コーヒーはコミュニケーションツール
コーヒーはいろんなとき、いろんな場所で、生活に良い香りを漂わせてくれるすてきなスパイス。冬の寒い朝の起き抜けの温もり、夏の午後のカフェでのカフェフラッペのひんやりとした幸福。会社に勤めていたときには午前中の一休みに同僚とおしゃべりのコーヒー。Café convivial(リラックスしたコーヒータイム)やpose café(コーヒー休憩)とか、コーヒーを飲むときはいつも誰かと一緒。コミュニケーションツールみたいなもので、私にとっては欠かすことのできない大切な時間よ。
コーヒーは幸福の香り
私にとってコーヒーは、イタリアのローマやジェノバの匂い。ムッシューがカフェのカウンターで一杯のコーヒーを引っ掛けて仕事に向かう朝の香りね。私が育ったカンヌはイタリアのすぐ隣、車で1時間も走るとイタリアなの。親族もいたので、幼い頃はよく訪れたわ。 初めてコーヒーを飲んだのは15〜16歳の頃かしら。母が毎朝大きなカフェオレボールにコーヒーとミルクを半々に、なみなみと注いで飲んでいた。バゲットにバターとジャムを塗って、それをカフェオレにつけて食べる。それを見よう見まねでやってみたのが、ほんのりとしたコーヒーの初体験。それからリセ(高校)の友人とカフェでコーヒーを飲むようになった思春期。少し大人ぶって、苦いコーヒーに砂糖をたっぷりと入れて飲んでいた。 最高の思い出はパートナーとの出会い。友だちだった彼からカフェで待ち合わせをしようといわれたの。そして、コーヒーを前に告白されたわ。二人でコーヒーを一気に飲んでキス。初めての彼とのキスはコーヒーの味。だからコーヒーには良い思い出しかないの。
コンパクトで美しいJURA家庭用全自動コーヒーマシン「ENA Micro 1」
パリのアパルトマンはあまり広くないから、コンパクトでないと置けないし、彼も私もクリエイティブな仕事をしているから、空間の美しさも大事。JURA(ユーラ)の家庭用全自動コーヒーマシンはとてもシンプルで美しく、私たちの感性にぴったりだわ。この小さなボディにカフェにあるような大きなエスプレッソマシンの機能が入っているなんで驚き。毎日のことだから、いつでも、すぐにいれられないとよくないし、何より味と香りは譲れない。何しろ、二人の恋の始まりの香りなのだから。JURA家庭用全自動コーヒーマシンで入れるコーヒーが、私たちの生活に永遠の香りを漂わせてれると信じているわ。
【プロフィール】
アクセサリーデザイナーAngela OHEIX
リヨン生まれ、カンヌ育ち、現在パリ在住の31歳。
映像関係の会社に12年勤めた後、2016年に友人とともにブランド「LEGION PARIS」を立ち上げ、アクセサリーデザイナーとしてデビューした。素材であるシルバーの表情が特徴的で、独特の世界観が表現されている。